作曲家・壺井一歩
Composer / Ippo Tsuboi
2023年7月 < 2023年8月 > 2023年9月

Diary / 埼玉日記

2023年8月

5日

マンドリンより1オクターブ低い調弦のマンドラという楽器が10人集まるという非常に奇特な演奏会一晩分のアレンジと1曲オリジナルを担当した演奏会
マンドラは一般的には全然知られてないと思うけど、言うなれば声がいい楽器
まあイケボです


トータルのプログラミングがそもそもよかったこと、マンドラ合奏というフォーマットが魅力的なのでそのままで武器であったこと、あと演奏者のレベルが高かったこと、作・編曲係としては正直そこに乗っかるだけだった
お客さんも大盛況
いい演奏会でした
6日

桝川千明マンドリンリサイタル
「マンドリンのためのソネット 第3番」を取り上げていただきました
20日

「鈴木静一メモリアルコンサート2023」を聴く
26日

芥川作曲賞を聴く

現代のオーケストラ音楽の不満な点をものすごく大雑把に言うと、打楽器がうるさすぎる、というのがある
弦楽器パートの音符黒丸ひとつと打楽器パートの黒丸ひとつが楽譜上は同じ大きさなのがよくないのかもしれないね、とか憎まれ口を叩きたくもなるね
吉日

渚と詩人の三章 は31のときに作曲した初めてのマンドリンオーケストラオリジナル曲で、コンクールに応募して1位をもらった作品なんだけど、こう、自分的にはちょっと遅い青春の1ページみたいな記憶とともにある曲で

それを最近 チルコロ マンドリーノ スプレンディード という若い人たちの団体が演奏してくれました

「楽譜」から「音楽」を、見事に立ち上げていただきました
その音楽は、作曲者の手から完全に離れたところに、ありありと存在していました
感謝
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