歌曲集「けむりの青い Lento もながれ」
[編成] ソプラノ・ピアノ(Soprano and Piano)
[演奏時間] 15分
[作曲年] 2013.11.11
[初演] 2014.10.26 Newman Recital Hall(Los Angeles)
   Marisa De Silva(Soprano)柏木泉(Piano)
[委嘱・献呈] 柏木泉

歌曲集「けむりの青い Lento もながれ」
宮沢賢治の詩による5つの歌
Kemurino Aoi Lento-mo Nagare

「春と修羅 第2集」より、5篇を用いた歌曲集。

1. 春
2. 村娘
3. 夏
4. 昏い秋
5. 岩手軽便鉄道の一月

宮沢賢治の詩による歌曲集はほかに「異途への出発」がある。そちらで使った詩も「春と修羅 第2集」からのものである。
また、第4曲の「昏い秋」は、前作「異途への出発」の第1曲でも使用した詩なのだが、今回、委嘱者の柏木泉さんから提案された10篇ほどの詩の中に、その「昏い秋」が再び入っていたのだった。前作からはすでに10年以上が経過しており、同じ作曲者が同じ詩を用いて再度作曲するということもまた一興であろう(まず自分自身が興味深かったのである)と考え、選ばれることになった。

「異途への出発」と同じく、詩は季節が巡るように配置している。
また、第5曲では曲の終わり近くに花巻方言のイントネーションを使用した(協力は岩渕直子さん)が、これも「異途への出発」と同じ手法である。
イマジネーションのきらめきが眩しい「第1集」の季節を過ぎ、落ち着いた面持ちでイーハトーヴ世界を歩く「第2集」の賢治は変わらないが、私の音楽は、同じように作曲をしても、少しは変わった、と思っている。

[試聴] YouTube
   2014.10.26 Newman Recital Hall(Los Angeles)
    Marisa De Silva(Soprano)柏木泉(Piano)
[出版]
[録音]

[備考]



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