これからの青空
[編成] 弦楽オーケストラ(Strings Orchestra)
[演奏時間] 6分
[作曲年] 2011.3.29
[初演] 2011.4.15 (Constanta/Romania)
   高橋勇太(Cond.)ルーマニア国立コンスタンツァ歌劇場オーケストラ
[委嘱] 高橋勇太

これからの青空
Blue Sky for the Future

「取り戻せない何か」
日を追うにつれそれが何であるのか、明瞭になりつつあると思う。明瞭になりつつある、のであってそれは今回突然現れたのではない。地球全体として事態はこれまでどおり少しずつ少しずつ進行している。そして「取り戻せない何か」は、もし取り戻せたとしても取り戻したほうがいいものであるとは必ずしも言えないだろう、と私は思う。
「変わらない何か」
それを確認してみることは大事なことだと思う。それがこれまでどおり「青空」として我々の目に映るのかどうか。あるいは少し違って見えるのかどうか。もし違って見えるとしたらそれはどんなふうに違うのか。
それを静かに確かめることができれば、極めて控えめに、「希望」と呼んでもいいのかもしれない。

3月24日に演奏未確定のまま依頼を受け、作品は28、29日の2日間で書き上げられた。インターネット技術のおかげでスコアはすばやくウィーンで受け取られ、2週間ののちにルーマニア/コンスタンツァの歌劇場オーケストラによって初演された。

[試聴]
[スコア](冒頭ページ)PDF

[出版]
[録音]

[備考]



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