もうひとつの詩人の話
[編成] マンドリン、ギター(Mandolin and Guitar)
[演奏時間] 5分
[作曲年] 2012.12.13
[初演] 2013.4.10 杉並公会堂小ホール
   井上泰信 マンドリンリサイタル
   井上泰信(Mandolin) 山田岳(Guitar)
[委嘱・献呈] 井上泰信

もうひとつの詩人の話
An Another Story of Poet

99の絶望をかみしめながら、ひとつの希望をふところに抱えて飄然と歩きつづけることが詩人の仕事だった。世界を構成しているこの比率が、多くの人々にたったひとつの希望を打ち捨てさせていたからだ。
詩人には故郷がない。長く遠い旅の途中に立ち寄るいくつもの港で、詩人はいつでも越境者として降り立った。人々は訊ねる。おびただしい悲しみの海原で、お前のポケットにあるそんなものはなんの役に立つのだ?と。その通りだ、と詩人は答える。嘲笑。だが…捨て去る理由もまた見つからないとは思わないか?私は故郷を持たぬが、すべての場所が帰るところでもあるのだ。
そして詩人はもうひとつの話を始めた。

[試聴]
[出版] RaKuDa PUBLISHING Plus+
[録音] NAVI ManDream 2/井上泰信


[備考]



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