埼玉日記 2011年12月

埼玉日記


2011年12月

26日


豆を煮る

25日


カワイ出版の「日本中に歌声を『歌おうNIPPON』プロジェクト」参加作品「かなしくなったときは(詩:寺山修司)」

竜ヶ崎混声合唱団の皆さんの演奏が届いています


曲目解説のページ

21日


プロの声楽家で作る合唱グループ Fontana di Musica のクリスマスコンサートを聴きに浅草・ミレニアムホールへ
カワイ出版から来春発売予定のキャンディーズ女声合唱アレンジ曲集を初演していただきました

前日のリハーサル
写真には写ってないけど振り付けもありで


これにはいろいろ裏話もあるのだけど(裏話といっても会場で場面転換つなぎのトークでしゃべっちゃったけど)、そういうことはすっ飛ばして、いま言いたいことは、直球の合唱曲を書きたいということ
キャンディーズ以外にも1曲「かなしくなったときは」を歌っていただいたのだけど、そしてそれは素晴らしい演奏だったけど、直球の合唱曲を1曲近いうちに書きたい
と思います

浅草の夕闇に巨大なクリスマスツリーなどもあった

20日


「さるかに」とうとうやってきたぜ!!


いますぐ買う?しょうがないなあ→ さるかに
「さるかに」収録の柏木薫さんの素敵なCD もいますぐ買っちゃう?しょうがないなあ→ 語りピアノ 柏木薫

17日、18日


伊賀シンフォニックアカデミー吹奏楽団委嘱による壺井初吹奏楽作品「希望の旅」初演の旅
伊賀盆地を代表するふたつの主要都市、名張市と伊賀市の2カ所で2日間に渡って開催された第45回定期演奏会で初演されました

開演前から地元のお客さんの長蛇の列
地元に愛されている吹奏楽団です

吹奏楽の「スタンダード」ナンバーからすれば少し毛色の変わった作品だった「希望の旅」は、初めはやはり音楽をとらえるのが難しかったようだけど、2日間の公演本番では見事な演奏で音楽にしていただきました

リハーサル風景


中学高校も吹奏楽部にいたわけではなくその後も吹奏楽という形態との接点がないままいつのまにやら30代後半になってしまったけど、これからは吹奏楽作品もどんどん書く機会が増えるといいなあと思います各所関係機関の皆さまご依頼お待ち申し上げておりますイエス

15日


公開講座最後の場所は秋田
冷たい雨の降る中、大勢のご来場をいただきました
ありがとうございました

昨年の秋から東北各地を回って(静岡も1回)自分の曲についてあることないことをしゃべることで、作曲家が自分の曲について理解していることは実に少ないということがわかった
いや、それは初めからわかっていたことだが、強制的にしゃべらなくてはいけない場に立つためにいろいろ考え、また公開講座を通じてご来場いただいた多くの人から自分の知り得ない見方感じ方を教わったのだった
作曲家自身の知らない角度からその曲を見ることができた人が取り立てて慧眼だ、というわけではない
そこにあるのは、私とは違う人である、という、ただそれだけの事実である
そしてそれが音楽にとって最も、重要なことなのだ

14日


公開講座盛岡は40数名のご来場
5組の方々に素敵なモデル演奏をしていただきました
ありがとうございました

そして今日はちょっと素敵な出会いが
「ピアノ弾き・絵本の おねえさん」
岩渕直子さん
大学の後輩だったとのことで、懐かしい知人の名前がちらほら
今日の公開講座にわざわざお越しいただきました(ありがと!)

その後奥羽山脈を越えて秋田へ
ご招待いただいた夕飯の席できりたんぽ鍋を食べてたらなまはげに襲われたぜ

13日


カワイの公開講座で自作連弾曲集「小さな二人の大冒険」を持って本日は北上市へ
事前にみなさんの各曲への感想アンケートまでしていただいて、大変嬉しかったです
なるほどこの曲のこのパッセージは流れ星かー、みたいな
弾く人、聴く人それぞれがそれぞれのイメージを持てる曲を書きたいですね

昼食後少し時間があったので北上川と和賀川の合流するところへ案内していただきました

北上夜曲の石碑とかあって、でもその石碑に書かれた音符のスペーシングちょっとおかしくね?みたいな話をみなさんとしたり
北上夜曲 - YouTube
どのバージョンがいいか全部聴いてみようかと思ったけど多すぎて無理


追記

その後なんとこのページ(の、去年のホヤ食べれなかったぜ@八戸記事)を見ていただいていた盛岡の店長さんとSさんに夕飯をご招待いただきおいしい宮古のお魚&ホヤ!!!をごちそうしていただく

これがホヤですこれがホヤですこれがホヤわかった?ホヤなんですよこれうまいよ


こっちはタラチリ白子がうまい濃厚!
おいしいお酒とともにサッカー話に花が咲きました
国立で釜本引退試合に生ペレとか

7日


音楽家と落語家のコラボレーション「創遊・楽落らいぶ」Vol.18 に作編曲・ピアニストとして出演!
会場は東京文化会館小ホール
平日午前の1時間の演奏会なのにお客さんは大入りの500人超

リハ前の舞台から

お客として舞台を見てたことはあったけどね、こんな感じ
でも意外と舞台自体は小さい

リハ中のチェロ・海老澤洋三さん


ドラムセットを組んでる海老澤幸二さん


前半30分はこの二人と壺井の音楽部隊だけでミニコンサート
曲目は
・J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番より サラバンド(チェロ・ソロ)
・S.ラフマニノフ/ヴォカリーズ
・山田耕筰(壺井編)/この道
・山田耕筰(壺井編)/ペチカ
・ジェローム・カーン(壺井編)/煙が目にしみる
・灰田有紀彦(壺井編)/鈴懸けの道
・G.ダグラス&ジョージ・デヴィッド・ワイス(壺井編)/What a Wonderful World

後半はメインの桂小文治師匠とのコラボ
演目は「不動坊」
ピアノから見ると右斜め前に師匠を背後から見る位置だったんだけど、ライトの関係もあってかなかってかオーラかかって見えました
本物はすごいよ
すごい

作曲家としてもだけど、おまけとして出たつもりの(インチキ)ピアニストとしても大変勉強になりました、ありがとうございました


左から海老澤幸二(ドラムス)・壺井・小文治師匠・海老澤洋三(チェロ)

5日


野坂操壽 二十五絃箏 制作二十周年記念リサイタルを聴く