埼玉日記 2018年5月

埼玉日記


2018年5月

23日


雑誌「現代ギター」6月号にドビュッシー「人形へのセレナード」のギター二重奏アレンジと、没後100年になるドビュッシーについての短いコラムを書きました。


吉日


5日


第49回 クラシカルギター・コンクール のゲスト審査員をしました
本選出場者6名の演奏はみなそれぞれにすばらしく、いつもそうですが演奏に優劣をつけるのは大変難しいものです

しかし今回思ったのは、というかよく言われることだけど、実際審査されているのは審査員のほうである、ということ
そして、それぞれの音楽人生のどういう地点でいまこのコンクールという場所に立っているのかはコンクールの参加者ひとりひとりみんな違うわけなので均一に評価を下すのはほんとは不公平なんだけど、一周回ってコンクールというのはそういう場所なので
つまりは結局今日提出された一回限りの(消しゴム不可の)音楽を単体で審査しなきゃいけない
とこういうわけです

だからね
審査されたみなさんは、自分に付けられた審査結果をまず自分の都合いいように解釈して持って帰ってほしいな、と思います
コンクールなんてその程度のものであるべきだから

ともあれ、このコンクールに参加したすべての人々の努力と挑戦に、敬意を表します