埼玉日記 2013年6月

埼玉日記


2013年6月

24日


ここからはじまる

21日


小川和隆ギターリサイタル 2013 を聴く

思えば、もう7、8年も前のこと、ギター作品を対象とした作曲コンクールで(これがまあひどい運営のコンクールだったんだが)、初めて書いたギターソロの曲「ある詩人の帰帆」を初演していただいたのが小川さんだった
引っ越しされたばかりの東京の西のほうのご自宅へ伺って、「僕クーラー嫌いなので」「ああ僕もです」などと暑い初夏の昼下がりにリハーサルをした

そのときからの、(決して見せびらかすようなことにはならない、しかし確実に)知性に裏打ちされた音楽
ちょっと変わったところがある、のは創造的なことをする人間には基本的に必要なことかもしれないが
小川さんの音楽の基本にあるのは、「やさしさ」としか言いようがないような気がする

ソルなどの古典派の名曲と、タレガの小品数曲の間に、「新12の歌」から4曲取り上げていただきました
そしてこれは、まったく驚きに満ちた音楽
自分の書いた音符が、これほど自分の知らない表情で返ってくる体験はあまり記憶がない

18日


グループNEXT 第15回作品展を聴く

15日


庭の緑化

8日


神楽坂散策

東西線神楽坂駅から大江戸線牛込神楽坂駅までをてくてく歩く

面白そうな本がたくさん読める素敵な喫茶店 キイトス茶房

流れている音楽はジョン・ダウランド

大きなテーブルには50代後半くらいの男女半々・10人くらいの輪があって、そこから「中村喜四郎は馬鹿だったけど敬語の使い方は見事だったよ」という話が聞こえてきて、奥まったところの丸テーブルでは白人女性がひとりMacBook をカタカタやっていて、そのあとリュックを片方の肩にだらんと下げた青年が入ってきてコーヒーと丼物を注文した

僕はブレンドで

村上春樹は1冊しか読んだことがない
1冊読んで、その後触手が動かないのはそういうことなんだろうけど、村上春樹の小説に出てくる料理を再現したレシピ本をこの喫茶でぱらぱらめくって、やはりそういうことなんだな、と思った
例えて言うと、AppleShop の店員さんのかもし出す雰囲気
僕はコンピュータはMac を使っているし、Apple 製品は基本的には好きですけども
なんでしょうね、これは
育ちに関係しているのでしょうか

キイトス茶房では、映画のDVD の貸し出しも行っております

1日


東インド古典舞踊 オリッシー「天に捧ぐ舞」スジャータ・モハパトラ 東京公演2013 を見る
舞台の隅に神もおわしますれば