埼玉日記 2018年6月

埼玉日記


2018年6月

25日


楽譜出ました

音楽之友社「やさしい2台ピアノ曲集」
作曲家7人によるオムニバス曲集ですよ

23日


朗読とピアノのための「いっすんぼうし」初演
谷中音楽ホール 柏木薫「語りピアノ」リサイタル

「スイミー」「さるかに」「ごんぎつね」と続き、4作目は「いっすんぼうし」
2作目の「さるかに」と同じく、子ども向けピアノ作品としての要件(片手同時オクターブ打鍵がないこと)を満たした作品として作った



でね
嬉しかったのは、最後の曲が終わって客席から(複数の声で)おおーって聞こえたことね
最前列で聴いてた小さな女の子が柏木薫さんの朗読におうむ返ししたりしてて客席がなごんでたのも大きかったかもしれない
ちびちゃんナイスアシストさんきゅー

それと、この演奏会でゲスト出演だったヴァイオリニスト・渡邊多佳子さん見事でした
お行儀のよい「ヴァイオリン」をはみ出した音楽
アンコールに壺井の「ひとひらのメランコリー」をヴァイオリンとピアノ版でやっていただきました

16日


ムジカノーヴァ7月号にアナリーゼの原稿を書きました


お題はバダジェフスカ「乙女の祈り」

2日



西日本行ったことないところ多いな

1日


「ひさし」という単語をこれまでの人生で何度口にしただろうかとふと思った
先日日本語結構できるけどネイティヴじゃない人に「ひさし」と言おうとして「ひさし」は日本語の単語の中では使用頻度は低いよなと思い、あれを屋根って言うと意味ちょっと違うけど屋根は「ひさし」を含むかなどうかな、と思ったのね

ところで
巨大なリーゼントきめてる不良高校生の名前がひさし君だったらどうする?笑うよね(架空の話)
「宿らせろよ雨お前のひさしでようw あ?よく水はじくひさしだなしかしなに練りこんであんだ?」みたいな
ひさし君不良やのにいじめられてるやんアカンやん

ってTwitterでヨタ飛ばしてたら「ひさし」と屋根の関係についてご説明いただきました

庇ってもともとは建物の外に取り付けた片流れの屋根のことなんですけど、その屋根の下の空間も含めてふわっと庇と呼んでたら、大きな屋根を葺き下ろす構造の建物を建てるようになった際に外縁部の空間をそのまま庇と呼んじゃって、そうなるとその庇はもはや上に掛かってる屋根とはあんま関係なくなって
https://twitter.com/chounamoul/status/1002519907077009409
最終的にどこが庇だったのかも分からなくなるのが日本建築の発達史です。
https://twitter.com/chounamoul/status/1002520277048127494

ではリーゼントは屋根かひさしか
やっぱ屋根からつながってるのか
あるいはリーゼントは日本建築なのか