埼玉日記 2016年3月

埼玉日記


2016年3月

20日


密蔵院の安行桜
ここの桜はソメイヨシノよりだいたい1週間くらい早くに咲き始める






お寺では曼荼羅画を作ったばっかりということで、一般公開していたですよ

13日


ここ数ヶ月ほど「もうちょっと映画を見よう」キャンペーン中である
映画館じゃなくて普通にテレビでだが
で、見た映画のちょっとだけ感想

「泥の河」

小栗康平監督第1作。宮本輝の原作は中学生のころ読んだ。原作のラストでおばけ鯉が再び出てきて信夫がそれを必死に叫ぶシーン、映画では省いてたのはなんでなんだろう。

「Love Letter」
岩井俊二監督作品。中山美穂主演。結構いい映画だった。小樽。

「レインマン」

これは懐かしい映画。ダスティン・ホフマンは好きです。

「クレイマー・クレイマー」

ダスティン・ホフマンが出ている映画です。ダスティン・ホフマンは好きです。それと、テーマ曲がヴィヴァルディのマンドリンコンチェルト。

「どついたるねん」

阪本順治監督第1作。こういう貧乏くさい映画は楽しい。減量に苦しむ対戦相手のジムの前まで行ってうまそうにチキンを食ってみせたあと、道端でゲロするシーンとか最高。ラストもうまいと思った。あと相楽晴子いまなにしてんねんやろ、、、

「七人の侍」

ベートーヴェンもいちおう聞いとかないとな、みたいな感じで見た。面白かった。でも長い。あと百姓たちのセリフは字幕がないとよくわからなかった。しかし志村喬かっこええなあ。

「天国と地獄」

続けて黒澤明。

「伽倻子のために」

小栗康平監督第2作。背景がけっこう複雑であるにもかかわらず、わかりやすく説明する気のさらさらない監督の志向により、ついていくのがなかなか難しい映画だった。樺太から引き上げてきた朝鮮人の松本さん、その妻は下北出身の日本人、そしてその夫婦は樺太引き上げ時に親に捨てられた日本人の少女を引き取って娘として育てている、という設定をまず登場人物たちの少ないセリフから理解しなければいけない。で、こういう感じの設定がこれだけじゃなくてほかにもたくさんある。しかしこの監督はこれをごく普通の純愛映画として投げてきた、というのがすごいと思った。

「北のカナリアたち」

「どついたるねん」と同じ監督の映画とはとうてい思えなかった。ロケ地が大好きな礼文島だったから見たのだが、うーん脚本がんばれよ、という感想。森山未來は大変よかったです。

「フラメンコ・フラメンコ」

かっこいい音楽と踊り、そして映像が素晴らしくかっこいい。しかし、フラメンコのアドリブで歌っていく歌詞の驚異的な意味不明さにはいつも不思議な気分になる。あれ原語で理解できたらもうちょっとかっこいいのだろうか。ほとんど「ごっつええ感じ」でやってた板尾のスターのコントレベルである。場合によっては板尾より面白いことすらある。


つづく(たぶん)

9日


仕事部屋にワークチェアを導入した
肩こりってなにそれおいしいの? 的な人生を長らく送ってきたのだが、ここ数年は歳相応である
昨年暮れからは背中痛もあり、てきとうな椅子にてきとうな格好で座って仕事をしていてはまずい、というわけで

そんなに仰々しくないものを選んだつもりなのだが、部屋に入れるとなんか威圧感あるわ
歯医者ちゃうねんで